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【読書レビュー】松岡正剛『ジャパン・スタイル』|「わかりにくい」を「面白い」に変える日本文化の教科書

こんにちは、なっちです! 📚

今日は松岡正剛さんの『ジャパン・スタイル』をご紹介します。
実は、この本との出会いは父がきっかけでした ✨


普段から経済書や教養書を読むのが好きな父が、
「最近の若い人たちに、日本のことをもっと
知ってほしいんだよなぁ」とポツリ。

そんな父の書棚で見つけたのが
この『ジャパン・スタイル』でした 👀

 

 

 


📖 本の基本情報

・著者:松岡正剛
・出版社:講談社現代新書
・発売日:2020年3月18日
・ページ数:352ページ


📚 本の内容

この本は、日本文化の「わかりにくさ」にこそ
魅力があるという視点から書かれています 🎯

全16講にわたって、神話や言葉、宗教、
空間の使い方、経済観など、様々な角度から
日本文化の特徴を解き明かしていきます。


特に印象的だったのは、日本人が「変化するもの」を
大切にしてきたという指摘です 🌸

例えば、漢字を取り入れながら
独自の日本語を作り上げていったように、
外からの影響を柔軟に受け入れつつ
自分たちの文化として昇華させる——
そんな日本人らしさが見えてきました。


 💭 読んでの感想

正直に言うと、最初は少し難しく感じました。
でも読み進めるうちに、不思議と私たちの
日常生活とつながってくるんです 🏠

同居している両親との何気ない会話、
子どもたちと一緒にする季節の行事、
夫と楽しむ庭いじり...

そういった日常の中にも、本書で語られる
日本文化の特徴が息づいていることに
気がつきました ✨


 👥 こんな方におすすめ

・日本文化に興味がある方
・伝統的な考え方の意味を知りたい方
・子どもに日本の良さを伝えたい方
・歴史や文化について深く学びたい方


 📝 読者の反応

多くの方が「日本文化への理解が深まった」と
好評価をされています。

一方で、「事実と著者の私見の区別が
わかりにくい」という声もありました。

でも私は、それも含めて日本文化の
「わかりにくさの魅力」なのかなと
感じています 😊


✨ まとめ

この本は、私たち日本人が
無意識のうちに持っている感覚や習慣を
あらためて見つめ直すきっかけを
くれる一冊でした。

 

 

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました! 🙏

みなさんも、ぜひ日本文化の
奥深さを味わってみてくださいね ✨